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よくある質問Q&A

Q06.胃逆流性食道炎(GERD)とはどんな症状が出る病気か。


  • 回答
    食べた食事は食道を通り胃に運ばれます。胃逆流性食道炎(GERD)は胃内容物が胃から食道に逆流することによって生じる食道の炎症が原因となります。胃内容物には塩酸やペプシンを含んだ胃液、時には胆汁酸や膵液をふくむ十二指腸液が含まれます。食道と胃の間には括約筋があり胃内容物の逆流を防いでいますが、食事が通る時やゲップをするときには開いて調節をしています。この調節機能が低下して緩んだ状態が続くと胃酸が逆流し食道炎をおこします。
    症状は胸焼け、胸痛、胃痛、胸のつかえ、頻繁なゲップ、呑酸というのはのどや口の中が酸っぱくなって胃液が逆流してくる感じがする、のどの違和感などがあります。
    治療は内科的に胃酸の分泌を抑え、食道粘膜の修復を促す内服薬治療が主体となり、長期間の服用が必要になることもあります。

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