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よくある質問Q&A

Q04.日常でよく遭遇する呼吸器疾患について下記の症状について質問したい。


  • 回答A
    咳(せき)は日常診療における患者さんの訴え(主訴)として最も多い症状です。1か月以上咳症状が持続する場合、感染症・アレルギー・咳喘息など、その原因は多岐にわたります。気管支炎等の気道感染症に罹ったことにより咳症状が長引くことがあり、抗ヒスタミン剤やβ刺激薬・ステロイドの吸入など適切な治療を行う必要があります。また、呼吸器系以外の病気として逆流性食道炎等が原因になることもあります。


  • 回答B
    歩行や軽作業など今まで出来ていた動作をする時に労作時の呼吸が苦るしい。呼吸を補助するために無意識に口をすぼめてしまう(口すぼめ呼吸)、下肢を指で押すとへこむ(むくみ)を伴うなど様々な症状があります。このような症状の原因としては高血圧・高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を基礎疾患に喫煙習慣が関係する肺気腫や慢性気管支炎などの慢性呼吸器感染性疾患、狭心症、心臓弁膜症に代表される心臓病、腎臓病などが関わっている可能性があります。


  • 回答C
    「鼾=いびき」は、顎の小さい骨格の人や肥満体形などが原因となり気道が細く変形してしまうことで生じる音です。睡眠中の酸素の取り込みを悪くし、睡眠時間を充分取ったつもりでいても朝方頭痛に悩み、日中睡魔に襲われ集中力を欠いてしまう症状がでます。
    このような人は、睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)という睡眠中に呼吸が一時止まっている不規則な呼吸が見られ、この症状は自分ではわかりませんが慢性的な睡眠障害となります。睡眠障害は高血圧症の原因にもなります。 治療は、睡眠時に陽圧をかけたマスクを着用したり、マウスピースをつけて気道の空気の通りを良くし、効率よく呼吸を行えるようサポートします。もしもこのような症状でご心配な方がおられましたら検査をお勧めいたします。当院でも簡単にできますので御相談ください。


  • 回答D
    喫煙は有害物質が知らない間に肺を傷つけ、肺気腫をおこして息切れ、歩行困難等の原因となります。また、肺がん、悪性腫瘍の原因にもなります。禁煙希望の方は禁煙外来を行っています。保険診療で行うことが出来ますので、治療・カウンセリングなど御相談ください。


  • 回答E
    病気に対するセカンドオピニオンについては、話し合いのもと良好な関係を構築する事が目的となります。病気の状況や患者さんの意向を含め、適切な医療を受けることができるよう配慮いたします。


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