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よくある質問Q&A

Q05.高齢化社会における認知症の患者さんやご家族とかかりつけ医としての当院の役割について。


  • 回答
    認知症と診断された人に対し安心した生活を送ることが出来ように、小金井市でも関係機関が連携して支援体制の充実を図るとともに、介護保険サービスの適切な提供が行われています。
    認知症は病気の状態にあります。誰でも「ものわすれ」は日常生活の中に存在し、加齢により生じるものです。一方、認知症は脳や身体の病気から記憶力・判断力が低下し日常生活に支障をきたします。症状は適切な医療を受けることで改善したり、進行を遅くすることが出来 ます。年齢からくるいわゆる「物忘れ」は「目の前の人はわかっているのに名前が出てこない」「持っていた物をどこに置いたか忘れた」「最近物忘れが起きるなと気づいている」など、部分的に「忘れる」のが特徴であり、記憶の時間的な経過をたどることができます。
    認知症の場合、「目の前の人に見覚えがない」「食事したこと自体覚えていない」「数分前のことを忘れる」「季節や月を間違える」というように、記憶の中の経験や時間経過自体がすっぽりとなくなってしまいます。高齢者になると発症することが多い病気であり、アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症がその代表的です。
    当院は認知症の疑いのあるご家族の御相談をお受けいたします。
    また患者さんがより良い生活と充実した医療・介護・福祉を受けることが出来るようご本人やご家族ともよく話し合い、病状に応じて専門機関への紹介を行います。

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